生理中の激しい運動はおすすめできませんが、生理痛やストレスの軽減に効果的な運動もありますので、状況に応じた切り替えが重要です。
そこで、生理中に控えたほうがいい運動とおススメの運動やストレッチをご紹介します!
水泳や汗をかく運動は控える
●水泳や汗をかく運動は控える
生理中は、水泳やホットヨガ、ハードなジョギングなど、水に入ったり、たくさんの汗をかいたりする運動は避けましょう。
水泳の場合、水圧の関係から水中で出血することはありませんが、プールから上がった後の出血が、貧血につながる可能性があります。
また、高い室温のもとで行うホットヨガも、たくさんの汗をかくため、脱水や貧血のリスクが高くなるので控えたほうが無難です。
軽い運動は効果的
●軽い運動は生理痛の緩和やストレス軽減に効果的
ストレッチやウォーキング、ヨガなどの軽い運動は、生理痛をやわらげ、ストレスを軽減する効果が期待できるため、生理中でも積極的に行うことが推奨されています。
適度に体を動かすと、全身の血流が促進され、冷えがちな生理中の体が内側から温まります。
さらに、ホルモンバランスの変化によって気分が沈みがちな時期でも、軽いエクササイズを行えば、心地いい疲労感が得られ、リフレッシュできます。
なお、出血が多い生理2日目などは、無理に運動する必要はありません。体調と相談しながら、短時間の軽いエクササイズに取り組むことが大切です。
腰痛緩和も期待できる!
『お尻ストレッチ』
●生理中の腰痛緩和も期待できる!『お尻ストレッチ』
お尻ストレッチは、デスクワークなどで凝り固まりがちな、下半身の筋肉をほぐす方法です。
お尻や太ももの筋肉をしっかりとほぐすことで下半身の血流が良くなり、生理中の腰痛緩和も期待できます。
また、ストレッチポールやフォームローラーなどのアイテムを使ってほぐすのもおススメです。
無理のない範囲で行う
●無理のない範囲で行う
生理中は普段よりも貧血になりやすいため、エクササイズは無理のない範囲で、短時間だけ取り組むことを心掛けましょう。
特に、運動中や運動後のめまいや立ちくらみなどの症状には要注意です。
転倒やケガに十分気を付けながら行い、もし運動中に不調を感じたときは、運動を中止してゆっくりと休むことも大切です。
ぜひ試してみてくださいね。