「二の腕」のたるみ、気になりませんか?
夏でも日焼け対策として長袖を着たりアームカバーを付けたりするので、見て見ぬふりをしていませんか?
この「二の腕」のたるみ、別名『ふりそで』を簡単に引き締める方法をご紹介します!
2つの筋肉
一度太くなりたるんでしまうと、なかなか痩せづらい二の腕。
二の腕と呼ばれているのが、腕の肘から肩にかけた範囲で腕を曲げると力こぶが出来る筋肉が『上腕二頭筋』
その裏側にある筋肉が『上腕三頭筋』です。
テーブルに手を付いて立ち上がろうとすると腕の裏側に力が入る部分ですね。
この『上腕三頭筋』はもともと筋肉量が少なく、日常生活で使う機会も少ないため、意識して使わないと、たるみやすい部分です。
太くなる原因は?
二の腕が太くなる原因は様々ありますが、主には生活習慣が大きく関係しています。
【原因1】
運動不足や加齢によるホルモンバランスの乱れにより筋肉量が低下することで代謝が落ちて、脂肪が付きやすくなる。
【原因2】
長時間のパソコン、スマートフォンの使用により背中が丸くなり、猫背や巻き肩になることで鎖骨や脇の下が圧迫され、血液やリンパ液の流れが悪くなります。
すると老廃物が溜まりやすくなり、むくみ、脂肪の蓄積に繋がります。
またセルライトも形成されやすくなります。
【原因3】
テレワークや運動不足、ストレスにより血液やリンパ液の流れが悪くなり、肩や背中の筋肉が凝り固まることで繋がっている二の腕にも脂肪が溜まりやすくなります。
【原因4】
悪い姿勢によって呼吸が浅くなり、代謝に必要な酸素が足りず脂肪が付きやすい身体になってしまいます。
このように二の腕がたるむ原因があります。
日常生活では、手を前に出してする動作が多いですよね。
すると自然と背中が丸まりやすく、肩も前方へ巻きやすくなってしまいます。
簡単運動!
そこで、簡単に二の腕を引き締める運動です。
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椅子に浅く座ります。
この時にお尻に掛かる体重が左右均等になるように座ります。
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息を吸いながら背中を伸ばし、腕の力を抜いて身体の横にたらします。
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楽な呼吸のまま、手の平が外側に向くように親指を外側に向けていき手首をひねっていきます。
親指が後方へ向くまで腕をひねっていきます。
すると、腕の裏側に軽く力が入る感覚が出てくると思います。
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腕をひねったまま肩が上がらないように背中側に腕を引き、肩甲骨同士を寄せていきます。
胸を押し出すイメージで腕を引くとより肩甲骨内側に力が入りやすくなります。
この時に腰に力が入って腰が反ると痛みが出やすいので、下腹部に軽く力を入れて腰が反らないように気をつけてください。
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肩甲骨を寄せて5秒キープ、そしてゆっくり元に戻す。
これを10回繰り返します。
いかがでしたか?
終わった後、肩回りの緊張が和らぎ、肩甲骨の辺りが少し暖かく感じる方もいらっしゃいます。
二の腕引き締めだけだは無く、肩こり解消にも効果が有るので、ぜひ続けてみてください。