「私、体力だけはあるんですよね。」
よく聞くフレーズですが、
はて・・・ざっくりしすぎているこの『体力』とは何なのか?
体力の意味を調べると「労働や病気に耐える身体の力、病気に対する抵抗力」や「人間の身体の発揮し得る能力の総称」などと書かれています。
体力と言っても実はそこにたくさんの能力が隠されていました。
実際自分は『体力』だけが自慢だと思っていました。
例えば風邪などにかかりにくい、90分フルで身体を動かした後でもあまり疲労感がない、などなど。
なんとなく持久力がある、疲れにくい体のことを『体力がある』と言い表すことが多いですよね。
調べてみると『体力』には身体的なものと精神的なものがありました。
さらにここから分類されていくのですが、ここではこの二つに絞ってお話します。
行動体力
まずは『行動体力』
運動を起こすためにはまず「筋力・瞬発力」が必要です。
そしてそこに「意志・判断力・持久性、柔軟性、協働性・バランス」が加わり、運動を持続させることができるのです。
さらに「骨格・臓器の大きさ」などが加わります。
これらすべてが体力を構成している機能なのです。
防衛体力
そして『防衛体力』
生命維持に必要な体力とも呼ばれており、「体温調節・免疫力・臓器の構造・精神ストレスへの抵抗力」などがあります。
防衛体力が低いと病気になりやすかったり、すぐに具合が悪くなったりします。
本当に『体力がある』人になるためには
ということで、『体力がある』と言っても色々な角度からの言い方が出来ることが分かります。
例えば・・・
「筋力や瞬発力はないけれど風邪ひかない」というのは行動体力は低いけど防衛体力が高いということ。
「筋肉量は多いし、体格も良いが、すぐ体調悪くなる」人は行動体力は高いけど防衛体力が低いということ。
本当に『体力がある』人になるためには、筋力や瞬発力、姿勢や臓器の大きさ、免疫力などのフィジカルな面での基盤や能力、そして意志や判断力、ストレスへの抵抗力といった精神的な能力をまんべんなく持っていてこそのようです。
しかしこれはなかなか完璧に揃えられる方はそうそういないと思われます。
臓器の大きさや免疫力などは鍛えることが難しいのですが、フィジカル面は鍛えることが出来ます。
自分に足りない『体力』を見つけて強化することで今皆さんがしているトレーニングの質を上げられるかもしれません。
得意なことばかりするのではなく、不得意な部分の強化をしていく・・・む、難しいですよね(汗)
自分は一人でなんてできないタイプです。
それを補助してモチベーションを上げるお手伝いをするのがトレーナーやインストラクター!
一人ではちょっと無理と思われた方はぜひHOGUMI二子玉川店に!
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