「朝活」「腸活」「推し活」・・・
色んな活動が流行っていますが、皆様「のど活」ご存じですか?
私は初めて聞きました。
読んだまま「喉を鍛える」ことです。
喉は歌ったり喋ったりするためだけではなく、食べ物や飲み物を飲み込む、咳をするなど身体の内外に何かを出したり入れたりする際に必ず使う非常に大切な器官です。
お休みの日に誰とも話さなかったりすると、かかってきた電話に出た時に声が出なかったりかすれたりすることありますよね。
話さないお仕事の方や、お年寄りの方だけではなく、コロナ禍のリモートワークなどにより、今や老若男女の喉が衰えてきているのではないかと言うことで、「のど活」なるものが出てきたようです。
喉のセルフチェック!
セルフチェックとして
●よくむせる
●咳払いが増えた
●就寝時に咳が出る
●声の調子が変わった
●痰がたまる
●飲み込むときに引っかかる
などが挙げられます。
当てはまるものが多ければ喉の衰えが始まっているかもしれません。
むせる原因としてよく言われるのが喉の一部「喉頭蓋」の反応が衰えてくることです。
お水を飲む → 喉頭蓋が気管をふさぐ → 水は食道に入っていく ⇒ 〇
でもこの喉頭蓋が弱ってくると気管をふさぐスピードが遅くなり、気管にもお水や食べ物が流れ込み、出そうとして咳がでてしまう。
そうなると誤嚥に繋がり、肺炎になってしまったりするので、実はとても怖いのです。
さらにむせた時やりがちな行動
�@ 飲み物で流し込もうとする。
�A 胸や背中を叩く。
この行動は実は危ない行動になってしまうこともあるそうです。
逆に気管の奥に入りこんでしまって肺炎になってしまったりするので、ちゃんと咳をして異物を出すことが大切です。
でも大体が静かにしなければならない場面で起こることが多いので、水飲んだりしちゃいますよね・・・
気をつけねばなりませぬ。
喉のトレーニング!
ではどのような鍛え方があるのでしょうか。
@ パタカラ発声
「パ」と「タ」は唇と舌を鍛える。
「カ」喉の奥をつまらせるように使い、食道につながる喉を動かす。
「ラ」食べ物を喉に送る舌の動きを鍛える。
これを意識しながら「パ・タ・カ・ラ」と繰り返し声出しをする。
A おでこ体操
手をおでこに押し当てて、喉を意識しながらおへそを見る。
飲み込むための筋肉が鍛えられます。
B あご持ち上げ体操
手をグーにしてあご下に置きあごを押し上げる。あごはグーを下に押す。
喉に力が入っていれば大丈夫です。
C 歌う・音読をする
嚥下するのと歌うのは同じ筋肉を使うので、歌うことが喉の筋トレとなるのですね。
私の個人的な意見ではありますが、外国語は唇、舌、喉など日本語と違う使い方をすることが多いので、発音練習をすると疲れるのです。
外国語の音読や外国語の歌を歌うのは良い訓練になると思います。
声を出すことは姿勢や呼吸にも関わってきますので、健康の相乗効果がでるかもしれません。ぜひお試しください。