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健康

身体に嬉しい季節の湯♪【後編】

以前【1月~6月の季節湯】を記載しました。

今回は7月からお話します。

 

● 7月「もも湯」

この時期旬をむかえる桃には江戸時代から夏の土用に入る風習があるそうです。

消炎作用や解熱作用や日焼けあせもなど夏の皮膚に対して特に適した湯になります。

 

● 8月「はっか湯」

暑い真夏に適した季節湯です。

清涼感だけでなく身体を温める血行促進効果や保湿、疲労回復効果もあり、現代では夏のエアコンによる身体の冷えにも効果が期待できそうですね。

 

● 9月「菊湯」

平安時代の初めに中国より伝わった重陽の節句の9月9日は無病息災や不老長寿を願います。

行事食で菊を使い、菊酒は長寿になると言われています。

この時期の季節湯はやはり菊を使い保湿や血行促進効果が有るそうです。

 

● 10月「生姜湯」

季節の変わり目寒くなり始めるこの時期に身体の準備にピッタリな季節湯です。

生姜に含まれる辛味成分と精油成分が身体を温めてくれます。

また抗菌作用もあり食べてよし、飲んでよし、お湯に浸かってよしと万能ですね。

 

● 11月「みかん湯」

みかんの皮は陳皮という漢方薬としても使われます。

風邪予防や整腸作用なども有ります。

保湿、美肌効果もあり食べる飲む意外にも効果絶大です。

 

● 12月「ゆず湯」

冬至にゆず湯に浸かると風邪を引かないと言われています。

語呂合わせから冬至にゆず湯入るように思われがちですが実は、運を呼び込む前に厄払いするための禊だと考えられています。

冬が旬のゆずは香り強く、強い香り元には邪気がおこらないという考えがありました。

昔は毎日入浴するわけでなく大事な儀式に際して身を清める。

5月の菖蒲湯と同じですね。

また、ゆずは実るまで年月かかるので「長年の苦労が実ります様に」との願いもかけられていたそうです。

 

 

現代は実際に季節ものをお湯に浮かべる家庭は少ないと思います。

浴槽自体も24時間風呂や追焚機能があり入浴剤使用不可など耳にします。

されど旬の時期に旬の物を食す事はしているので旬のお湯にも浸かりたいものですね。