そもそも衣服とは
もうすぐ梅雨のシーズン。
蒸し暑かったり寒かったり着るものに困ってしまう季節です。
現在、衣服はファッションとしてひとつの文化にまで成長しましたが、その起源は身体を保護することからスタートしています。
ここで二つ紹介します。
自然環境から身を守る
衣服を着ることにより、暑さや寒さまたは紫外線から体を保護することができます。
そして汚れや細菌から皮膚を守り、皮膚から出る汗を吸収し身体を安全かつ清潔に保つ役割を担っています。
つまり、こうした役割を担う衣服があることで様々な環境の中で人間は行動することが出来、社会活動を円滑におこなうことが可能になります。
体温をコントロールする
衣服は人間の体温をコントロールする役割もあります。
人間が裸で快適に過ごせる気温は28℃から31℃の範囲と言われています。
自分の体温を快適な温度に維持するために衣服を活用します。
進化する衣服
古来より現代にいたるまで人々は身体を保護し生命維持する衣服について様々な発見、研究を重ねてきました。
まず古来の例をあげると『藍』です。
藍は古くより多くの効能を持つ薬草として人々の暮らしを支えてきました。
解毒、解熱、消炎などの薬用作用や藍染めされた生地や衣類は、虫をはじめ蛇も近寄らないほどの防虫効果や消臭効果、保温効果、肌を守る紫外線防止効果などがあります。
最近ではアトピー性皮膚炎への抗菌性も大いに注目されているようです。
日々の健康を保つ為に
では最近で例えると保温効果や通気性に優れたインナーがありますよね。
とある百貨店で目にした物は疲労回復の効果ある衣服がありました。
チラシの説明では数種類の鉱石を繊維の中に織り込んだ素材で作られていて赤外線の作用により温熱効果、血行促進、筋肉の疲れを軽減することが期待できるそうです。
機能性に優れた衣服は私達の身体を保護し、日々の健康を保つ為に大切な役割を担っています。
これからの季節、上手に衣服を身に纏い自身の体調管理に役立てていきましょう。